4. スノーボードへ行く時の服装

ウェアは準備したものの、インナーまでそろえる資金は無く、 何を着ていくのか悩んでいる人も多いと思います。 とりあえずは、普段着ているもので間に合わせることになります。

雪の降るような場所は寒いというイメージがあるかもしれませんが、 滑り始めると、暑くて汗だくになります。 スキー場に到着した時に、寒いと感じるくらいの服装で滑り始めるとちょうど良くなります。 また、大きなボタンやジッパーの金具、ジーパンの縫い目などの固いものが付いていると、 転んだ時に骨の部分に当たってかなり痛いので、避けた方がいいでしょう。

上半身は、Tシャツ、トレーナー(またはフリース)などで組み合わせることになりますが、 あまり枚数を多く着込むと、動きにくくなります。
下半身は、脚が寒いと動けなくなるので、スポーツ用の短パンやスウェットのパンツなど 動きやすいものの上からウェアをはくといいでしょう。
靴下は、厚手のものを選びます。 これは、寒さ対策だけでなく、ブーツの中の隙間を無くし、足をズレにくくする効果もあります。 厚手のものがなければ、2枚重ねで履いてもいいでしょう。
ベルトは、無くてもいいのですが、ウェアのパンツがユルユルで気になるのであれば、 普段使っているベルト(飾りの付いていないようなもの)で十分です。 ただし、水に濡れるので、本革のベルトは、捨てるつもりで使いましょう。
履いていく靴は、スニーカーなどがいいでしょう。 革靴は絶対にNGです。雪用でない革靴は、特に滑りやすくなっています。
ちなみに、0256のメンバーは、トレーナーの上にフリースなどの上着をはおり、 ウェアのパンツをはいて、スニーカーというという格好でスキー場まで行きます。

専用のものをそろえる
もし、資金的に余裕があるのであれば、専用のものをそろえてもいいでしょう。
速乾性で体が冷えにくい、ファーストレイヤーというものがあります(タイツ型のものもあります)。 その上に着るものも、専用にそろえておくと、天候や気温に合わせることができて便利です。
靴下も専用のものがあり、普通の靴下よりもズレにくく作ってあります。
他に、転んだ時の衝撃を吸収してくれるプロテクター類はおすすめです。 転ぶと痛いので、それが怖くてスノーボードから遠ざかってしまう人も結構います。 プロテクター類を付けていると、転んでもそれほど痛くないので、恐怖心が軽減されます。

どこで着替えるの?
車でスキー場へ行く場合は、駐車場に止めた車の中で着替える人がほとんどです。 自宅で着込んできて、スキー場に着いたらウェアをはおるだけにしておくと、 準備に時間をかけずに済みます。
電車やバスなどを利用した場合は、スキー場の更衣室などが利用できます。

メガネ
普段メガネを使っている人は、コンタクトレンズを利用したほうがいいでしょう。 初心者のうちは、転んだ時に顔面から地面に激突することがあります。 メガネが壊れる程度であればいいのですが、レンズが割れて、怪我をすることもあります。 これはサングラスも同様です。 スキーの場合は、顔から地面に落ちることは滅多にありませんので、 サングラスをかけて滑っている人も多いのですが、スノーボード/スノボは違います。 サングラスではなく、ゴーグルを使いましょう。
コンタクトレンズは、「使い捨て」のものがベストです。 スノーボードは激しい動きをするため、コンタクトレンズが落ちてしまうことがあり、 雪の中に落とすと、ほとんど見つかりません。
なお、メガネを外して、よく見えないまま滑るのは危険です。 知らないうちにコースの外へ出てしまうこともありますし、 人にぶつかって大けがをさせてしまうこともあります。

アクセサリーは危険
ピアスやイヤリングは、常に外気に触れているため、すぐに冷たくなり、 そのままつけておくと、耳がちぎれます。 そこまでいかなくても、耳が痛くなったり、凍傷になることはあります。 素肌に触れているような金属は、外しておきましょう。
指輪は、グローブをしているので、それほど気になりませんが、 気温の低いときに薄手のグローブを使っていると指が痛くなることがあります。 時計も金属製のものは同様ですが、衣類の上からつけておけば大丈夫でしょう。
ネックレス類は、転んだ時に首に巻き付いて邪魔になったり、 チェーンが切れて無くなることもあります。







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