5.ウェア

ウェアは、防寒・防水のためのものです。 スノーボード/スノボ用のウェアは、動きやすいように余裕をもった作りになっています。
スノーボード用のジャケット スノーボード用のパンツ

防水性能
ウェアの一番大事な機能のひとつです。 転ぶことの多い初心者には、特に重要です。 最近のウェアは、防水性能を数値で表示して売られているので、よく確認しましょう。
また、古くなると防水性能が落ちてきます。 防水スプレーを大量に吹き付けるという手もありますが、一時的な効果しか無いので、 新しいウェアの購入を検討してください。

雪ガード・ゲーター
ウェアには、雪が中に入ってこないように、雪ガードが付いています。 転んだ時だけでなく、パウダーの時にも効果があります。 上下で同じメーカーのウェアを使っているのであれば、 ホックなどでつなぐことができるようになっています。
また、ジャケットの袖にハンドゲーターが付いているものもあります。 手を通して、その上からグローブをすれば、まったく雪が入ってくることはありません。 パウダーを滑る時は、非常に快適です (ただし、通気性が悪くなるので、春先などは付いていない方が涼しくて快適です)。
ちなみに、パンツのすそに付いている雪ガードは、ブーツの中に入れるのではなく、 ブーツの上にかぶせるものです。
正しく使わないと、雪ガードの意味がありません。

ベンチレーション
スノーボードは運動量が多いため、滑っているうちに汗だくになります。 そのままにしておくと、体が冷えた時に急激に体温を奪われてしまいます。 ベンチレーションは、ウェアの内側に冷たい外気を入れて、体を冷やすための機能です。 チャックを開けると、内側がメッシュ状になっていて、空気が出入りできるようになります。 寒い時期は、滑る時に開けて、リフトに乗る時は閉めておくと、快適に滑ることができます。
ベンチレーションの位置は、メーカーによって異なるので、新しいウェアを買う場合は、 ベンチレーションの位置も確認しておきましょう。

ポケット
ポケットは、必要なものがすべて収納できればいいのですが、初心者はちょっと違います。 転ぶことが多い初心者の場合は、ポケットに硬いものが入っていると、 転んだ時にそれがぶつかり、痛い思いをします。 また、ポケットの中のものを壊してしまう(携帯電話など)場合もあります。
ポケットを空にしておけばいいのですが、そうもいかないので、カギなどは 転んでもぶつからないような位置のポケットに入れるようにしましょう。

パスケース
リフト券などを入れるパスケースが付いているウェアもあります。 付いている場所は、裾の内側や胸元などが多いようです。 パスケースが付いていると、別に用意する必要もなく便利です。
パスケースが付いていないウェアも多いので、その場合はパスケースを別に用意しましょう。

デザイン
ゲレンデは、一面白色で、しかも広いため、あまり地味なデザインを選ぶと、 まったく目立たなくなってしまいます。 ゴーグルをしているため、顔を確認するわけにもいかないので、 ウェアの色などで確認することが多くなります。
少し派手だと思うくらいのデザインにすると、仲間同士で行った時に、すぐに見つけてもらえます。 また、買う時には派手だと思っていても、ゲレンデに出るとそれほどでもありません。 ゲレンデでは、グリーンやオレンジなどの蛍光色が目立ちます。

フード
意外に差が出るのが、フードです。 風が吹いても飛ばされずにかぶっていられるフードと、すぐに飛ばされてしまうフードがあります。 吹雪の中で、フードなしでリフトに乗るのは、かなりつらいものがあります。 フードやチンガードの形だけでなく、自分頭の形(大きさ?)などによっても変わってくるようです。

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